櫻子さんの足下には死体が埋まっている アニメや声優について語るよ!

極度のラノベ好き&エレクトーン歴25年の声オタが熱く語ります!

*

花房のタラシ化が止まらない!中の人の影響か?

      2016/11/23

三姉妹のキャラ付けも変わっていましたが、花房も原作とはちょっと違います。
「死」や「性」を伏せた分、不思議な人物になってしまいました。
原作との違いを見ていきましょう。

スポンサーリンク



花房と三奈美の出会い

「絵を描いていると、色々な事が忘れられますよ」
「知っていますか?」
「ミヤマカラスアゲハのような黒く大きな蝶たちは、地方によっては極楽蝶と呼ばれるんですよ」
「ええ、黒い蝶はね、死者の国に通じているんです」
─蝶は十一月に消えた 第参骨 蝶は十一月に消えた

私は花房という画家です
ここで蝶を探していました
でも今見つけた
わたしのクロヒカゲ
─第拾骨 蝶は十一月に消えた(前編)
クロヒカゲチョウ
アニメの花房はタラシの側面が強い。
中の人の影響ではないと思いますがw

「でも今見つけた」なんてどんだけ女性の扱いに長けてるんですか!
普通はこんなクサイ台詞言えませんよ。
言った途端恥ずかしくて悶絶するんじゃないですかね~
自分の外見に自信があるから言えるんでしょうね。
でないと女性側の反応が極寒になるのは火を見るより明らかですから。

いくら格好良くても、手慣れた男になびいちゃいけませんよ。

それにしても「死」を匂わせる台詞がありません。
にも関わらず女性を上手く誘導するんですよね。
ここまでくると超能力の一種のように感じますよ。

殺人をそそのかす場面

「ここから私が離れる前・・・もうすぐ描きあがる一重の絵を、私は一度引き裂こうと思ったの。花房先生はその事に気が付いて──怒られるかと思ったけど、でも彼は私を怒らなかった。そうしたいなら、そうすればいいって・・・・・・」

「でも、一重がいる限り、絵は何枚でも生まれるだろうって、私に言ったわ・・・・・・だから、本当に壊したいなら、絵なんかじゃ駄目だって」
「花房先生は、私に一重を殺せって言ったわ。それが正しいことだって、何度も何度も繰り返して・・・・・・(後略)」

『世の中の決まりというものは、『羽のない者』の為に存在する。『羽をもつ者』は、そんなものに惑わされる必要はない。邪魔な生き物は駆除すればいい。美しくない物は、この世に必要ない』
─蝶は十一月に消えた 第参骨 蝶は十一月に消えた

373_2
君に翅を与えに来たんだ
わかったんだ。私には君が必要だ
だから、これで蛹を破って欲しい
私の蝶になってくれるね
─第拾骨 蝶は十一月に消えた(前編)

君は私の蝶になってくれるね
世の中の決まりというものは、
『羽のない者』の為に存在する
『羽をもつ者』は、そんなものに惑わされる必要はない
もう君は特別だ
羽をあげようクロヒカゲ
私のとっておきだよ
─第拾壱骨 蝶は十一月に消えた(後編)

殺人をそそのかすシーンでさえも直接的な言葉を使わない、アニメ版花房。
そのうえ一重と三奈美の鬼気迫る表情が印象的なので、花房の怖さがイマイチ伝わらない。
不気味さや得体のしれなさはありますが、背筋が凍るような恐怖はないですね。

一方原作は「殺せ」と唆しています。
巧みに嫉妬心を煽りながら。
しかも大事なことは二度どころではなく繰り返し何度も言ってます。
こちらの花房のほうが生々しい恐ろしさを感じます。
よくマインドコントロールされなかったもんです、三奈美。

スポンサーリンク



櫻子さんから見た花房

「だが、彼にもルールがある」
「そうだ、彼はみずから手を下しはしない。彼がナイフを握るのは、命を奪う時ではなく、骨を奪う時だ。私達が狙われているとして、殺めるのは花房でなく別の誰かだ──それも、身近な人間にやらせるだろう」
─白から始まる秘密 インターミッション

花房は、あれは覗いてはいけない深淵だ
恐ろしく狡猾で自己の手は汚さず、言葉巧みに犠牲者を意のままに動かし
その記念品として蝶形骨を奪う
いや、蝶形骨を奪うために犠牲者を選んでいるのか?

あれは確か初めて君と事件を解決した時だった
「深淵を覗けば深淵もまたこちらを覗いている」
その通りさ
おそらく花房はすでに君と私の存在に気付いている
─第拾壱骨 蝶は十一月に消えた(後編)

原作の櫻子さんは「花房=犯罪者」
アニメでは「花房=覗いてはいけない深淵」と捉えています。

原作の櫻子さんのほうが現実的というかドライ?
アニメ版の櫻子さんは詩的というか、案外常識人に近い感性を持っているように見受けられます。

だって、櫻子さんはどちらかと言うと花房よりの思考回路をもっているはずですもん。
よくも悪くも常人とはかけ離れた感性の持ち主。
弟の骨を美しいと感じる櫻子さんはハッキリいって異質です。

そんな彼女が花房のことを「覗いてはいけない深淵」と考えますかね。
まるで花房と同じようになることを恐れているような発言に受け取れます。
彼女の矜持はそんなに低くないですよ。
それはもう絶対です。

打ちひしがれる櫻子さんも風情がありますが、この台詞には違和感を感じます。

           

スポンサーリンク

     

 - アニメ, 花房