櫻子さんの足下には死体が埋まっている アニメや声優について語るよ!

極度のラノベ好き&エレクトーン歴25年の声オタが熱く語ります!

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館脇正太郎の意外な過去 ~中学生編~

      2016/11/23

正太郎は一見過去に囚われていないように見えます。
しかし櫻子さんと知り合ったことで、九条家の過去に囚われる事に・・・。

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櫻子さんと出会った頃、中学生の正太郎

櫻子さんと行動することで世間一般的に言われる「普通の子」から遠ざかりつつある正太郎。
中学生の頃はまだその性質は顕在化していませんでした。

中学三年生の秋、僕は今よりもモヤモヤした気持ちで毎日を過ごしていた。
理由は特にない。しいていうなら、目標らしい目標が無かった事だ。
(中略)
やりたいことが特にない。趣味で吹いているサックスも、高校で本格的にという考えは無かったし、運動も苦手じゃないけれど得意でもない。
まったく平々凡々のまま過ぎていく毎日は、僕にとって停滞していて、退屈で、まるで死んでいるような時間の流れ方だった。
一番大好きで、いつも一緒にいてくれた母方のお祖母ちゃんが逝き、兄貴も進学のために東京へ行ってしまったので、もしかしたらただ、寂しいかったのかもしれないけれど。
とにかく僕は、一日、一日をだらだらと、無益に、無気力に過ごしていた。何か大きな不満や、怒りがあったわけじゃない。けれど色々な事にイライラするような、そんな面白くない毎日だった。
─白から始まる秘密 第壱骨 土を掘る女性

いわゆる普通の中学生。
思春期というのもあってダルダル君です。

櫻子さんにもこの心理状態を見抜かれていました。

困惑

ところが櫻子さんと関わることで目覚めます。

「そうだよ。君が望もうが、望むまいが。時は止まらないんだ。だからこそ、見方を変えれば、世の中ほど面白いことはない。悲観するな。君はまだ灰になっていないんだ。君には皮と肉があり、骨がしっかりと君を支えている」

でも、それでも僕は心のどこかで、櫻子さんと過ごした非日常的な時間を、楽しいと感じていた。死体を見てしまったけれど、僕は後悔はなかった。
─白から始まる秘密 第壱骨 土を掘る女性

正太郎が本当に普通の子であれば、櫻子さんと関わることを避けようとするはずです。
でも、そうしなかった。
それが答えなんでしょうね。

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正太郎の囚われている過去 ~ソウタロウ君~

九条家に関わる人達に異例の速さで受け入れられた正太郎ですが
そこここで「ソウタロウ」の影がチラつきます。

uh

九条家にとって、そして九条家に纏わる人達にとって、僕は還ってきた弟だったんだ──。
僕は惣太郎君に似ているんだって叔父さんは言った。なんとなく面影があるのだそうだ。彼がおおきくなったら、こんな風だったかもしれないって、そう思えるような、そんな姿だと言った。食いしん坊な所も。
(中略)櫻子さんは家族の中で浮いた存在だったものの、年の離れた弟の事は、本当に大事に可愛がっていたという。彼女にとって唯一の肉親の情を感じていたのは、惣太郎君ただ一人だった。

僕は・・・・・・僕はずっとあのお屋敷で、今までも、きっとこれからも、惣太郎君の『代わり』。本当の『僕』じゃない。
─白から始まる秘密 第壱骨 土を掘る女性

死んだ人の代わりなんて、やるせないです。
でも、正太郎も負けてはいません。

「・・・・・・・でも、そのかわり、生きている僕らは、新しい思い出をもっともっと、沢山作る事が出来ます」
──そうだ。ソウタロウ君が作れなかった思い出を、僕は櫻子さんと作る事が出来る。
─謡う指先 第参骨 凍える嘘

第7巻「謡う指先 第参骨 凍える嘘」でこの件に関しては一応の決着がつきます。
櫻子さんの変人ぶりが際立つ決着でしたが・・・。

アニメで放映される事はないと思うので原作を読むことをお勧めします。
「凍える嘘」は事件解決後からが本番です!

※もし二期が決まったとしても同じスタッフである限り
スキャンダラスな話なので、まずアニメ化されないでしょう
           

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 - ネタばれ, 正太郎