櫻子さんの足下には死体が埋まっている アニメや声優について語るよ!

極度のラノベ好き&エレクトーン歴25年の声オタが熱く語ります!

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櫻子さんの叔父・設楽眞理とはどんな人?

      2016/11/23

アニメ第漆骨「託された骨(前編)」の最後、病室のベッドに横たわっていたのが叔父・設楽眞理さんです。

櫻子さんの数少ない理解者の彼は、どんな人でしょうか?

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法医学者としての設楽教授

櫻子さんの推理の源となる法医の知識を授けたのが、叔父の設楽教授です。
警察関係者の間では超有名人のようです。

入院するまでの間、ひたすらに法医学に身を捧げた。どの時間の解剖も拒まず、他の大学も訪ね歩いた。警察から『法医学の神様』という異名を得るに至るまで。
─冬の記憶と時の地図

設楽教授は正義の人です。私欲の男ではないんです。彼こそが、死者を救う聖人になるべきなんだ!
─はじまりの音 第参骨 脱皮

櫻子さんから見るとこんな感じです。

「叔父貴は、昔から何でもメモをとる癖があってね。また会話を正確に記憶して、書き残すことをよく日課にしていた。彼は多分、私より人間と関わることが好きなんだろう。当時はそうする事で、『生きている人間』の存在を確認しておきたかったのかもしれないな・・・・・・死者は直接口を開けて話はしないからね」

「私と少し似ている所があると思う。手先は器用だが、生き方の器用な人ではない。だから入院する直前まで、大学の法医に携わっていたよ。彼には本当に、死者の聲が聞こえていたのだと思う」
─冬の記憶と時の地図

櫻子さんが語る『叔父貴』としての設楽眞理

櫻子さんが敬愛する叔父貴・設楽眞理。
完璧人間かと思いきや、案外子供っぽい所もあるようです。

「ふふふ。彼ねえ、ずっと独身でね、ほら・・・・・・櫻子のお祖父様と、私のお祖父様の仲が宜しかったでしょ?それで、櫻子のお父様の弟──つまり設楽先生が独身でいらしたから、それなら私を嫁がせたらどうかってお話が持ち上がったことがあったの」
(中略)
「叔父貴だよ。彼はもともと、結婚に乗り気じゃなかったんだ。ましてこの通り、薔子夫人はそつのない、いかにも育ちの良い淑女だろう?自分には合わないと思ったんだ。だから彼は夫人に意地悪をしたんだよ・・・・・・・赤ワインを傾けながら、以前ワイン工場の試飲に出かけた時の話をしたんだ。ワインの樽からレードルでワインを掬って飲ませてくれるのだが、そのレードルが解剖の際、体液を掬い上げるレードルと同一のものだったという話だ」
「うへえ」
「しかも肺に満たされた滲出液は、これがまた赤ワインにそっくりなんだよ。一緒に行った同僚達と随分嫌な気持ちになったという話を、まさに薔子夫人がワインを飲むその瞬間に話したんだ」
─冬の記憶と時の地図

頭脳明晰、仕事はピカイチですが、人間関係には不器用だったようです。
いくらなんでも薔子さんへの意地悪のやりかたがヒドイ。
結婚の話を断るのではなく、意地悪をして断らせようという考え方がちょっと幼い気がします。

結婚したくない理由が「仕事一筋で家族を幸せに出来ない」と言う点は誠実ですがね。
shitara
櫻子さんの理解者として得難い人でもあります。
櫻子さんの両親が離婚話でもめていた高校三年の夏、ばあやさんの計らいで設楽教授の元で過ごすことに。その際、研究室で解剖した遺体の所見を櫻子さんに説明するなど、法医についてのあれこれを教えています。

また櫻子の性格を見ぬいて、少しでも生きやすくなるようアドバイスをすることも。

「櫻子・・・・・・お前は誤解されやすい性格だ。それは多分、この先も一生変えられないだろう。だからせめて、嬉しい時はきちんと笑いなさい、はっきりと」

「お前が骨に対して抱く敬意が本物ならば、その証として、笑顔を絶やさないと私に誓って欲しい。これからお前を支える骨が、もっともっと増えていくようにね」
─冬の記憶と時の地図

自分に似たところのある姪・櫻子さんを愛しています。
この言葉があったから、彼女は花のように笑える女性になったんですね。

櫻子さんが叔父貴を敬愛する理由が良くわかります。
自分を理解した上で愛してくれる人が、彼だけだった。
生まれた時から側にいるばあやも愛してくれているけれど、理解して受け入れているかといえばNOですから。

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難病患者・設楽眞理の現状

警察の依頼で遺体の解剖を行っている時、最近自分がよくメスを握る手を滑らせるという事実に気付いた。妙な胸騒ぎを覚えた叔父さんは、そのまま大学で診察を受けた。悪い直感は当たるのだそうだ。

発症後、二年で人工呼吸器が必要になった。今はもうデバイスを通しての会話以外不可能になってしまった。余命は、あと長くても数年・・・・・・いや、もはやいつ肺炎などを発症し、死に至るかわからない」
─冬の記憶と時の地図

筋萎縮性側索硬化症。体中の筋肉が萎縮し、動かせなくなってしまう病気だ。治療法は残念ながら存在しない。
でもそれ以上に驚いたのは、彼がその状態でも、その心と精神までは病に屈していないことを、すぐに気が付かされた事だった。
デバイス越しでも、確かにそこには、櫻子さんの敬愛する『叔父貴』が存在していた。沢山の資料に埋もれる彼の元には、未だに時々他の法医学者や、警察が、彼に助言を求めに来るのだそうだ。それに、今は新しい人体の解剖図鑑(アトラス)の編纂作業をしているらしい。
─ 第壱骨 土を掘る女性

体が動かなくても、余命いくばくもなくとも病に屈しない精神力には脱帽です。死への恐怖を紛らわすという一面もあるのでしょうが、病床で仕事までするとは。
薔子さんとも親密になって、病人と思えないほど充実した日々にも見えます。

見守る人のほうがシンドいでしょうね。

           

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