櫻子さんの足下には死体が埋まっている アニメや声優について語るよ!

極度のラノベ好き&エレクトーン歴25年の声オタが熱く語ります!

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九条櫻子の囚われた過去の物語

      2016/11/23

オープニングのはじめに出現するサブタイトル
-過去に囚われたモノたちへ贈る物語-

アニメも中盤に差し掛かったので
この辺りで登場人物の過去を見ていきたいと思います。

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櫻子さんの囚われている3つの過去

櫻子さんが囚われている過去は3つ。

桜

  1. 歳の離れた弟・惣太郎
  2. 母親・九条撫子
  3. 昔飼っていた猫・アルナとレイディアス

みんな亡くなっています。
櫻子さんの性格が独特なのは生まれつきですが、
拍車をかけたのは環境もあるでしょう。

「そうだ。犯人が罰せられない事に、憤りはあるだろう。だが、逮捕され、たとえ死刑に処されたとて、それはただの通過点でしかない。遺族にとって真の事件解決とは、死者が生き返って自分の元に戻り、依然と変わらない生活を送ることだ──いいか?遺族に事件解決などありえないんだよ。遺族は、一生遺族だ
─蝶は十一月に消えた 第参骨 蝶は十一月に消えた

このセリフに尽きますね。

囚われた過去1・弟 九条惣太郎

惣太郎は幼いころに亡くなっています。
生きていれば20歳。

薔子さんのお祖母さんも正太郎のことを「ソウタロウ」と呼んでいることから
正太郎とかなり似ている模様。
ばあやさんも正太郎と惣太郎が別人であることが分かりながらも、
面影を重ねています。

soutaro

九条惣太郎は公式には事故死となっていますが、
櫻子さんは他殺を確信。

ただ証拠となるものはなく忸怩たる思いを抱えており、
そこを花房に付け込まれる場面も・・・。

「惣太郎は幼い頃突然姿を消してしまったんだ。行方不明になった」

「ああ、散歩に出かけた私を追いかけて。迷子になってしまったということだった。町内中で探し回ってくれたが、三日後、永山神社の境内で遺体が発見された。池の中でだ・・・・・・でもそんな筈はないんだ。私が散歩していたのは永山神社だった。そこで惣太郎が迷子になる筈はないんだよ」

「私は惣太郎がいなくなった時、屋敷の近くを走り去る、奇妙な白いセダンを目撃した。23という番号だけは読み取ることが出来たが、残り二つの数字は6か8か0か、はっきりわからなかった。でも私は確かにあの車が怪しいと思った・・・・・・叔父貴遺以外、誰も取り合ってくれなかったがね」

「決まってる!惣太郎は聡明な子だった。旭川は川の街だ。みな水の危険性はあの子に伝えていたし、ばあやと三人でよく散歩に出かけては、私の手をしっかり握り、けっして自分から水辺に近づこうとはしなかった。あの子が一人で池に落ちて、命を落とすわけがないんだ・・・・・・(後略)」
─白から始まる秘密 第弐骨 亡霊メール

ただ櫻子さんは惣太郎の「死」については受け入れています。
常人には理解できない受け入れ方ですが・・・。

「惣太郎の骨は美しかった。無垢で、脆く、それでいて生命力に満ちあふれていたんだ。あの子の美しい骨を目にした時の、震えるほどの歓びを、私は一生忘れないだろう。美は、恐怖や怒り、悲しみをも凌駕するんだよ。私はおそらくこの先も、惣太郎の頭蓋骨ほど美しい骨を見ることはないだろうと思う。だからこそ、私はわかっているんだ。惣太郎が生き返ることはない。あの子はもう、骨だ」
─謡う指先 第参骨 凍える嘘

惣太郎の死が櫻子さんに多大な影響を与えたのは
「あなたのおうちはどこですか」
あーちゃんに向けられたセリフからも判ります。

「聞こえるか?子供というものは、何があろうとも死んではならない」

「目を覚ましたまえ、君は逝くには早すぎる」

「生きて、生きて、生きることこそが君たち幼い者達の指名だ。絶対に死んではいけない」

「君が逝ったら、君の姉さんは一人になってしまうじゃないか、どうか姉さんの為にも目を覚ましてくれ!・・・・・・お願いだ、あの子を独りにしないでやってくれ」
─骨と石榴と夏休み 第弐骨 あなたのおうちはどこですか

これらのセリフだけなら真っ当な人に見えるのですが。
櫻子さんの死に対する割り切り方が凄すぎる。

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囚われた過去2・母 九条撫子

女性がメインで出てくると母親との因縁があることが多い気がします。
櫻子さんもご多分に漏れません。
親が名家同士の政略結婚だったことも絡んでるのでしょうか?

「世間を知らない母親というのは、そんなもんだ」
─蝶は十一月に消えた 第参骨 蝶は十一月に消えた

「私の母は、桜の木の下で首を吊った。あれは私の名前の由来になった木だ。彼女はずっと、私を憎んでいた。だからあの場所を選んだ。母にとって私はいつでも苦悩の種だったんだ」
─はじまりの音 第参骨 脱皮

櫻子さんの主観でしかないので真実はわかりませんが、
どうも愛されてはいなかった模様。

跡継ぎに望まれる男の子でなかったことと、
特殊な性格の子だったこともあるでしょうね。
ばあやが婚家についてくるようなお嬢様に
櫻子さんのような子を育てるのは無理でしょうね・・・。

惣太郎と異なり死因ははっきりしています。

「庭の、桜の木だ。母はそこで首を吊って死んでいた。(後略)」

「惣太郎が逝って、我が家は壊れてしまったんだ。特に母には惣太郎が全てだった。彼の死と共に、母の心も死んでいたんだ。惰性で生きながらえていたが、父との離婚が決まり、最後の糸も潰えてしまったんだろう。ばあやは、母は昔から本当に可哀想な人だと言っている」

「(前略)──死因は頚椎骨折による窒息死だったがね、解剖の結果スキルス性胃癌が見つかった」
─はじまりの音 第参骨 脱皮

母親という存在は子供にとって特別です。
もう少しどうにかならなかったのか・・・

囚われた過去3・飼猫 アルナとレイディアス

アルナ

アルナは骨格標本になって九条家の櫻子さんの部屋にいますが、
レイディアスは不在
一体どこへ行ったのでしょう?

「アルナとレイは、いつも互いに寄り添って、本当に仲が良かった」

「死んだ時は悲しかった。随分苦しがっていたからね」

「あの日も雨だった。死んでしまったアルナとレイディアスを抱えて、私は他に行く所が思いつかなかった。二匹は毒を盛られたようだったんだ。ばあやも口には出さなかったが、私達にとって、都合の悪い人物が犯人だったと思ったからだろう。だからばあやは二匹を病院に連れて行くのを許さなかった。多分、行ったところで助からないしね。(後略)」
─雨と九月と君の嘘 第参骨 託された骨

櫻子さんと猫は絵になりますが、
寂しがり屋なので実際はヘクターのような人懐っこい犬のほうがいいのかもしれません。

           

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 - ネタばれ, 櫻子さん