櫻子さんの足下には死体が埋まっている アニメや声優について語るよ!

極度のラノベ好き&エレクトーン歴25年の声オタが熱く語ります!

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一重と三奈美の関係が様変わり~共依存から愛憎劇へ~

      2016/11/23

原作とキャラが変わった三姉妹。
彼女たちの背景は変わっていませんが、性格が原作とは異なります。

特に三奈美。
原作ではとってもいい子だったのに・・・。
可哀想でなりません。

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両親の束縛にウンザリの圓一重

「きっとどこかで、親しい誰かに慰めてもらっているのよ!そういう友達は多いはずだわ!自分は特別で、大事にされて当たり前って思ってる子なんだから!!」

「一重はね、手首を切ったり、よく死にたいって言う子なの。その日も、お母さんと大喧嘩して、もう絶対に死にたいって言ってた。だけどそんなのいつもの事で、多分本当に死ぬ気なんてなかったと思う」

「ほら。たぶん寝てるだけ!死ぬほど沢山なんて飲めないよ!一重は薬飲むの大嫌いだもん。それに犬が死んじゃったのを見て、怖くなって、沢山飲めなくなったのよ!」

「手首を切ったりしても、いっつも、ちょっと血が出るぐらい、浅く切るのが関の山なの。死ぬ勇気なんてないんだから!!」
─蝶は十一月に消えた 第参骨 蝶は十一月に消えた

hitoe

リストカットの常習犯は一重でしたが、アニメでは二葉に。
原作では一重と二葉が似たタイプだったので、アニメでは他力本願なお嬢様の面を強調したんでしょう。
おかげで「寂しがりの甘ったれ」から「我儘なビッチ」に。
可愛げが無くなってしまいました。

絵を見ても鬼気迫る表情ばかり。

この性格じゃ、私は到底同情できません。

家に帰れない津々見三奈美

「とにかく大丈夫だから、私の事は構わないで、先生。中途半端に優しくしてもらっても、じゃあ次は?って事になるから。私は私で一人でちゃんとやっていけないと。困るのは自分自身なんだから」

「でも本当に・・・・・・昔からだわ。私は一重があの場所に現れた時点で、この恋は終わったって悟ったわ。きっと一重は、私が彼を好きだから、彼を欲しがったの。昔からそういう子なの。だから、今更よ──それで恨むなら、とっくの昔に憎んでるわよ」

「私の親も最低だけど、一重だって辛いのは知ってる。時には意地悪な事もして、私の気持ちを確かめていたのもわかってる。一重は嫌いじゃないわ。でもあの子とはもう友達じゃないの。だからもう・・・・・・私とあの子を繋げて考えないで!」

津々見三奈美は、そんな二葉が苦手だった。不思議なものに憧れない、現実主義者だ。けれど彼女が冷たい土の下に横たわってからは、三奈美もそういう物を信じるようになった。或いは望むようになったと言うべきか。
もし本当にそんな力があるのなら、土の中から這い出して、自分をどこかに連れ出して欲しかった──叶うなら、それが土の下へでも構わない。
─蝶は十一月に消えた 第参骨 蝶は十一月に消えた

原作では恵まれない家庭環境にも負けず、健気に生きている子だったのに・・・。
しかも、なんだかんだで一重の世話まで焼いている。

まあ、男を取られてもあきらめるという状態は正常ではないですが。
でもアニメに比べれば、まだまだ健全では?

mind

アニメで花房について滔々と語る三奈美は、イッちゃってます。

花房先生は天使よ
そうよ、あんな綺麗な人見たことない
先生は神様に選ばれた特別な人間なの
その証拠に先生の体には汚らわしい毛が一本も生えてなかったわ

二葉が死んで一重も去った
どこへも行けない独りぼっちの私を先生は助けてくれた
全てを知って私を受け入れてくれた

だって天使に嘘はつけないでしょう?

先生は私を赦してくれたわ
その身で私を清め、特別な存在にしてくれた

先生は私だけに本物の翅を与えてくれた
ここではない美しい世界へ飛び立つための特別な!

ここまでくると狂信とか盲信といったレベル。
一重よりも孤独が深かったんでしょうね。
こんなにものめり込むのは。

強烈なキャラになっちゃいました。
でもニコ動でMADが作られるほどではないかな?

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共依存の関係が顕な原作

三奈美:
「正直に言えばよかったのかもって、何度も思ったわよ!みんなに嘘つくのは辛くて、苦しかった!だけど、そんな事したら、一重が責められちゃうじゃない!」

「一重が全然わるくないって訳じゃないかもしれないけど、だけど二葉が死んだのは、二葉自身の問題だわ。だから・・・・・・私は一重を守りたいと思った。私しかあの子を守れないって、そう思った・・・・・・」

一重:
「よくわかんないの・・・・・・私にも、どうしてこんなことになったのか、どうして二葉は死のうとしたのか。なんで私は二葉を殺せたのか。全然わかんないの。私、二葉が大好きだったのに・・・・・・」

三奈美:
「一重は、気が付いてなかったの?先生は・・・・・・ただ優しい人じゃなかったのに」

「花房先生は、私に一重を殺せって言ったわ。それが正しいことだって、何度も何度も繰り返して・・・・・・(後略)」

「でもね、結局私には一重を殺せなかった。殺せるわけなかった・・・・・・だから、もう二度と花房先生には会わないことにした。じゃないと、いつか本当に私・・・・・一重を殺してしまいそうだった」
─蝶は十一月に消えた 第参骨 蝶は十一月に消えた

原作の一重は二葉を殺したことを、どう認識しているのかわかりません。
三奈美が一重をどうして庇うのか理解し難いので、調べてみました「共依存」

共依存(きょういそん、きょういぞん、Co-dependency)とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態(アディクション)を指す。すなわち「人を世話・介護することへの依存」「愛情という名の支配」である。共依存者は、相手から依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そして相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平安を保とうとする。
─ウィキペディア より

minami
三奈美は世話好きなわけでも達観しているわけでもなく、一重と共依存の関係になることで己を保っているんでしょう。
基本的に一重中心で世界が回っていた。

この関係性があったので、原作では陰惨な話というより異様な話というイメージでした。
表面状はわかりにくくても、やっぱり三奈美は病んでいた・・・。

悲惨な愛憎劇になったアニメ

助けて三奈美。私達親友でしょう!

私のせいじゃないでしょう!
二葉は本当に死にたがってた!

ヒドイのは誰よ!
あんたが逃げたせいで私が二葉を殺さなくちゃいけなかった
なにが親友よ、なにが三姉妹よ
最初に裏切ったのはあんたじゃない!
そうよ、あんたさえいなければ
そもそもあんな暗くて地味な二葉と友達になんてならなかった!

一重は責任転嫁に終始してます。
三奈美も傷ついた顔をしているだけでフォローなし。

三角関係の修羅場で終わればまだマシだったのに、櫻子さんのチャチャでいらぬ犠牲者が。
火サスのような展開に。

原作では冬の記憶と時の地図で刺されているんですよね、正太郎。
もちろん三奈美じゃありません。別の女性です。
三奈美は死体遺棄以外の罪は重ねていません。

にしても後味が悪い。

           

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